設置上の注意

設置の前に・・・

 

配送について

■軒先渡し製品の注意事項
〇製品は非常に重い為、作業には大人3人以上で行う様お願い致します。
〇トラックの運転手は荷下ろしの作業は致しかねますのでご注意下さい。

〇お客様自身で搬入、設置工事等の手配をお願い致します。
 

■搬入・据付工事付き製品の注意事項
〇注文後2~3日営業日(土日祝、長期休暇中を除く)以内にご連絡し、弊社委託業者にて現地調査を行います。
〇搬入時に特殊な作業が必要な場合は別途追加料金が必要な場合がございますので、ご了承ください。
〇既存品の製品撤去・廃棄はお受けできません。搬入業者に個別でご相談下さい。
 

電気工事について

■製品の電源仕様をご確認ください
〇業務用冷凍冷蔵庫の電源仕様は、機種により異なりますので、工事に入る前に仕様を確認して下さい。(単相100V仕様・三相200V仕様・両電源仕様)

■工事について
〇必ず専用の回路を設けてください。タコ足配線では、充分な性能を発揮できないことがあります。
〇ブレーカーは配線用をご使用ください。各製品の圧縮機には過負荷保護装置が取り付けてありますからブレーカーには必ず配線用のご使用をお願いします。  誤ってモーター用をご使用になると、誤作動することがありますので、ご注意ください。

 

給排水工事について

■床に直接排水できない場合は、あらかじめ排水工事をしてください

■給水が必要な製品はあらかじめ給水工事をしてください

 

設置の時に・・・

 

■必ずアース工事をしてください
〇感電事故を防ぐため、必ずD種アース(接地)工事をしてください。単相100V仕様では、本体に設けられているアース線を利用して工事をしてください。
 三相200V仕様では、4Pプラグコンセントのアース端子を利用してください。

■漏電遮断器の設置について
〇水がかかりやすい場所や湿気のある場所で使われる場合は、法規によりアース工事を実施するほかに、漏電遮断器を取り付けられるように決められています。
 漏電遮断器は、1ヶ月に1度は動作を確認してください。

■丈夫で水平な場所に設置してください
〇業冷庫は本体だけでもかなりの重量があり、収容物もかなりの重量になりますので、設置する床は丈夫で水平な場所を選んでください。
 水平でないと、扉の開閉がスムーズにできなくなったり、扉を閉めた状態で段がつくことがあります。
〇水平でないときは、アジャストボトルや脚をうまく調整して、水平にしてください。
〇前後方向は少し後ろに傾けて設置してください。扉のしまりがよくなります。
〇設置スペース図を参考に、扉を開けた場合でも支障のないよう、スペースを確保してください。
〇排気都合上、下記のスペースを取ってください。

■搬入時の横倒しについて
〇搬入時、カウンターを越したり、扉の開口寸法の都合で、横倒しで搬入される場合は、横倒しの時間は極力短時間とし、機械を定着後、
 必ず1時間以上経過してから運転を始めて下さい。定着後、すぐに運転すると圧縮機が壊れる場合があります。 

■雨水のかかる場所や直射日光の当たる場所でのご使用は避けてください
〇直射日光、雨を避けて、風通しがよく、ガス器具などの熱源から離れた場所に設置してください。特に周囲温度が35℃を超えるような場所では、
 必ず換気扇を設置してください。(冷却能力が低下するばかりか、機械の寿命を縮め、ムダな電力を消費します。)
 また、ビルの地下室などで夜間空調が停止するような場所に設置する場合は、排気方法を考慮してください。

■お使いになる前や使用中には電源コードを点検してください
〇接続がゆるんだり、傷んだまま使いますと、やけど、感電、火災などの原因になります。 

■電源は専用コンセントをご使用ください
〇コンセント差し込み口が2つ以上ある場合でも、他の電気製品を同時に使わないようにしてください。
〇100Vと200Vの誤接続防止のため、電気用品安全法の改正で、電源コンセント形状が規格化されています。
 機器の電源コードの先端には、以下のコンセントに合うプラグが取り付けてあります。
 詳しくは仕様図でご確認ください。

■内部の電源装置にや配線にはさわらないでください
〇感電などして危険です。また、冷凍機のそばに手や細い棒などを入れないでください。

■製品に直接水をかけたりしないでください
〇電気絶縁を悪くしたり、感電の恐れがあります。

■お客様自身での修理はおやめください
〇危険ですから、サービスマンを呼んでください。

 

ご使用上のご注意

 

■熱いままの食品を入れないでください
〇熱い食品や料理をそのまま入れますと、庫内温度が上昇しますので、粗熱をなるべくさましてからお入れください。(ブラストチラー除く)
 また冷凍庫は食品凍結のためのものではありませんので、急速凍結にはブラストチラー、急速凍結庫を使用してください。

■水分の多いものは密封してから
〇水分の多いものはラップや容器で密閉してから貯蔵することをおすすめします。そのまま入れますと、霜付の原因になります。

■揮発性のある薬品や医薬品は入れないでください
〇エーテル、ベンジン、アルコールなどの揮発性・引火性のある薬品及びその類似品は庫内にいれないでください。
 また、業冷庫は医薬品用保冷庫ではありませんので、医薬品の保冷には使わないでください。

■冷蔵庫の食材はなるべく早くお使いください
〇冷蔵庫なら安心という過信は禁物、冷蔵庫の食品はなるべく新鮮なうちにお使いください。

■食品の詰めすぎはやめましょう
〇冷気の通りをよくするために、食品の量は庫内収容量の6~7割程度に抑えておきましょう。詰めすぎは、冷却能力の低下につながります。

 

月に1度はお手入れしましょう

 

■お手入れ時のお願い
〇製品を末永くお使いいただくために、定期的にお手入れをしてください。
〇お手入れをされるときは、差し込みプラグをコンセントから抜いてください。
〇また、お手入れ時は電気装置や内部配線にはさわらないでください。
〇クレンザー、酸類、ベンジン、ガソリン、シンナー、熱湯などは使わないでください。
〇洗剤を使った後は、洗剤分が残らないように、よく拭き取ってください。

■内外装は
〇本体や扉に露が付いた場合は、やわらかい布で拭き取ってください。露がついたまま放置しておきますと、サビやシミの原因になります。
〇汚れのひどい場合は、ぬるま湯か水でうすめた食器用の液体洗剤をしみこませた布で拭いてください。その後、洗剤分はよく拭き取ってください。

■扉パッキンは
〇パッキンに食品カスや汁がついたまま使用しますと早く傷みますので、いつもきれいにしておいてください。

■凝縮フィルターは
〇フィルターは1ヶ月に2回以上、取り外して水洗いしてください。フィルターは乾いてから元通りに取り付けてください。